ハウスでは、一学期に一回セミナーを開催します。去年は、墨絵やカフェアートなど、頭を働かせて、想像力を生かす活動が多かったです。今年は、5月に入りだるくなる学生も多くなると考え、体を動かすセミナーを企画してみました。だから、「身心健康」という主題で、Sandra Fang 先生を招いて、ヨガクラスを開きました。
Sandra 先生はバンクーバー出身の中国系カナダ人です。京都を拠点にハタ、ヴィンヤサ、陰、キッズヨガを教えています。すごくきれいで、親切な先生です。前ハウスにも来たことがあります。古いレジデントの中にかなり人気の先生です。
セミナーが5月25日(日曜日)の午前9:30分からスタートしました。朝寝坊をしているレジデントもいましたが、ヨガのために早起き(笑)しました。
まず、先生が一人一人にヨガ茶を配り、ヨガのレクチャーを簡単に行いました。みんなは、ヨガ茶を飲みながら、真剣に聞いていました。ヨガをやるにあたって、呼吸はすごく大事です。基本的に腹式呼吸を使うということを教えてもらいました。
その後に“inhaling”(息を吸って)“exhaling”(息を吐いて)という先生の指導に従い、ヨガポーズを一個ずつやってみました。例えば、三角のポーズ、カエルのポーズや赤ちゃんのポーズなどです。三角のポーズは下肢の強さや安定性を構築し、体の拡張性を養うことができます。カエルのポーズは太ももや背中の引き締めにいいそうです。Sandra先生は、我々が練習している間回ってくれて、丁寧に一人一人のポーズを直してくださいました。1時間半のレッスンでしたが、普段意識することのない呼吸を意識し、自分の体と向き合うことができた有意義な時間でした。
普段、我々はよくヨガとダイエットを結びつけますが、それはメインではないことを今回のヨガセミナーから学びました。ヨガで大事なのは自分の体と向き合うことです。みなさん、毎日忙しい生活の中で、少し時間を見つけて、自分の体と向き合ってみてください。そうしたら、何か新しい発見があり、もっと生活の楽しさを味わえるかもしれません。
“Yoga is not just physical but also a practice for the mind and heart. Through poses and our breaths we go deeper into the mind. From there we start to live freely, less judgements, more love, and understanding towards ourselves and others, and we make the best choices for our actions and live fully in our life. By Sandra”